クルトワ神セーブ連発!
試合序盤は、チェルシーがボールを保持してゲームを主導。PSGが時おり仕掛けるカウンターに対しては、的確に動いてシュートチャンスを封じた。そして36分に先制。テリーが上げたクロスをケイヒルがバックヒールで流し最後はイバノビッチが頭で押し込むという、DF3人衆による見事な連係プレーだった。
しかし、前半はいま一つリズムをつかめなかったPSGが後半に入り奮起。ポゼッション時のパス回しのテンポを上げ、少ないタッチ数でスピーディに押し上げる形を徹底することで徐々にペースをつかんでいく。すると54分、後半になってより中央寄りにポジションを取るようになったウイングのカバーニが、マテュイディの左からのクロスを地面へと叩きつけるヘッドで決めて待望の同点ゴールを手に。
その後も攻め続けたPSGが14本のシュートを放ったのに対し、チェルシーはわずかに2本。5セーブを記録したGKクルトワの大活躍によって救われた形だった。
PSGがこの結果に満足という記事がありますけど、試合内容からすればどう考えても、チェルシーの思惑通りの試合だったと思います。PSGは勝たなければいけない試合だったと思います。
チェルシーはクルトワの活躍がなければボロ負けの試合でしたね。
