ホームのバルサはやはり強いですね
ピケとプジョルのCBの両輪が出場できず、守備の不安が指摘されていたバルサ。そんなことは全く感じさせずに、圧倒的にボールを保持して試合を進めました。
バルサのCB・ブスケツ、アンカー・マスチェラーノ、左SB・アドリアーノの選択肢はベストだったと思います。
アーセナルとしては、前半のGKシュチェスニーの退場。代わったアルムニアが見事なパフォーマンスを披露してはいたが、貴重な交代枠をGKで使ってしまったという意味で。
それと、せっかく同点に追いついた状況協でのファンペルシの2枚目のイエローカードでの退場が悔やまれますね。アーセナルの後半唯一にして最大のチャンスが87分にあったわけですが、ベントナーではなくて、ファンペルシーだったらファーストタッチをしくじらなかったろうに…
ただし、ファンペルシーの1枚目のイエローがあまりにも軽率だったのが遠因。前半終了間際に、アビダルに小競り合いから喉をつつかれ、イラッとしたファンペルシが、別のプレーでアウベスを突き飛ばしてイエローをもらってしまった。審判の印象が悪くなったのもその事が念頭にあったかもしれません。
なんだかんだいっても、ポゼッション69%対31%、アーセナルのシュート数0。イエローカードをアーセナルは5枚で、バルサが0、ファウル数もバルサは8に対して、アーセナルは19。という有様では、いずれにしろバルセロナの勝ちは揺るがなかったでしょうがね。ちなみに、アーセナルの唯一の得点はオウンゴールでした。