彼らはガンダムによる戦争根絶を掲げ武力介入を開始、一時は組織壊滅の危機を迎えながらも、争いの絶えなかった世界を急変させた。
地球連邦政府の成立。
その後の独立治安維持部隊アロウズの専横による戦争状態を経て、武力に頼らない社会を選択するに至った人類だったが、西暦2314年、再び危機が訪れる。
130年前に廃船となっていた生体反応の無い木星探査船が地球圏に接近してきた。それは、人類の存亡をかけた戦いの始まりを告げる船だった・・・
戦いの中、人類の水先案内人たる革新者(イノベイター)へと進化したソレスタルビーイングのガンダムマイスター、刹那・F・セイエイ。彼は、新たな危機の中で、自らの進化の本当の意味と直面する。
刹那以外の新たな純粋種のイノベイターが発見される。
これは「来るべき対話」へと繋がる新たな未来の胎動なのだろうか。
新たな階段を上った人類の前に新たなステージが用意される――。
果たして、イオリア計画の最終段階とは。そして、「来るべき対話」とは一体何なのか――
新キャラのデカルトシャーマンですが、結構重要なキャラなのかと思ったらすぐに退場になってしまったのには驚きました。
それとキム司令の出番がまたあるとは思いませんでした。すっかり忘れていましたよ。
どう考えても、ネーナ似のミーナ・カーマインが登場。ビリーがこれまたネーナ同様にいい男?に積極的なミーナに迫られていました。「優しくしてください」のヘタレ発言はビリーらしい。「ラージャ」のミーナも実に彼女らしい受け応えでした。
アンドレイが両親の元に、グラハムも仲間の下へ召さされたのに、コーラサワーは生き残って不死身伝説が継続されました。
相手が木星で金属生命体エルスが敵として登場してきましたが、何だかハチャメチャでしたね。設定はどこかの外国映画にありがちですが、これまでのガンダムの話にしては新鮮。
年月が過ぎて、年老いて目が見えなくなったマリナのもとに、エルスと融合したらしいメタル刹那?が帰還して抱き締めたシーンは泣けました。
フェルトは刹那のことが好きでしたが諦めました。『あの人の愛は大きすぎて、でもいい自分は想ってるから』と、刹那の愛は人類に注がれているようです。
ミレイナはどんな姿でもティエリアが好きなんて、やはり前シリーズで優しくされたのが効いたのでしょうか。